白内障手術に新時代の幕開けを告げるアルコン社最上位機種
センチュリオン・ビジョンシステム

  2003年、白内障手術装置「インフィニティ・ビジョンシステム」が発売されてから12年。アルコン社から白内障手術最上位機種となる「センチュリオン・ビジョンシステム」がリリースされました。吉沢眼科医院では、最新機種となる「センチュリオン・ビジョンシステム」に加え、理想的な手術を追求した「ヴェリオン・イメージ・ガイダンスシステム」を同時に導入し、レーザー白内障手術「Z-CATARACT」と融合することで、より進化した白内障手術を提供します。

白内障手術装置 センチュリオン・ビジョンシステム

  CENTURIONの最も進化した特徴は、圧倒的な破砕力とコンピューターに制御された眼圧安定システムの搭載である。これによって、手術の安定性、効率性が大幅に向上。最先端のテクノロジーを駆使したCENTURIONは、手術中に変化する灌流圧を自動的・継続的にモニタリングして、眼内圧の変動を抑制する業界初のシステムを搭載しています。手術中の眼内圧の変動を抑えることで、手術のリスクを低減し、手術の安全性・安定性・効率性の向上を実現しています。
手術中の眼内圧の変動は、手術の安定性と効率性を妨げ、手術中のリスク管理において非常に重要な課題でした。アルコン社インフィニティなど従来の白内障手術装置は、灌流液を注入するボトルを高い位置に吊るし、そのボトルの上下動させることによって重力を変えて手術中の眼内圧をコントロールしていました。

 次世代型白内障手術装置CENTURIONに新たに搭載された「Active Fluidics™テクノロジー」は、灌流バックを本体内部に設置し、手術装置本体が検知した流体の変化に応じて、加圧減圧をすることで、灌流圧を調整して手術中の安定した眼内空間を維持することができます。最新式のFMS(Fluid Management System)によるスムーズな流体系のコントロールと迅速な吸引圧の立ち上がりを実現。手術中の眼内圧の変動を抑制して、手術の安定性と効率性を格段に高めることを実現しています。

手術画像サンプル

ヴェリオン・イメージ・ガイダンスシステム

 白内障手術を大きく進化させた「VERION」は、手術前の検査から、レンズの度数決定、乱視の軽減、前嚢切開位置、レンズの固定位置、乱視軸まで、白内障手術の全てをつかさどる手術ガイダンスシステムです。VERIONは、患者様の眼を高解像度のデジタル画像で撮影し、患者様の眼の特徴を認識します。このデータをもとに3つの重要な役割を担う「VERION」は、白内障を新たな領域へ導きます。

検査画像サンプル

検査画像サンプル